Some place,someday

自分が好きなCDレコードの感想文

V.A/Punk Rock's Not Only For Your Boyfriend!

f:id:znzn_wound:20200312204439j:plain
Disillusion Recordsという聞いたことないレーベルの最初のリリース、ちょっとググっても何も情報が出てこないから詳細は不明。
収録されている有名どころはDiscount、Tilt、Big Wigなど。
Blindsided、Donut N' Gloryなんかがイケてる(メロコア好きなもんで)。
その中で今回取り上げるのはScrew Kitten、Gymicraeのニバンド。
前者は初期Discount〜Ambition Mission〜初期This Is My Fist路線のラフなガールズメロディック
Bandcampだとアルバム?も聴けるけど、ほぼ全曲ドラムの3カウントから突き抜ける金太郎飴でベリーグッド。
後者はイーストベイ北部のエモ/メロディックバンド。
以前取り上げたSafehouseや初期Jimmy Eat Worldなショボくて泣けるメロディから、まさかのイーストベイなガッツ溢れるメロディック要素をぶっこんでくる。
高くて細いボーカルとモリモリしたベースでこちらもベリーナイス。
ググったらなんと!Crimpshrine、Fifteenトリビュートにも参加してた。こっちは所持してるけど完全にスルーしてた(Fucked Up Kidカバーというかコピーだったけどボーカルが頑張ってて良かった)。
万に一人でもこのオムニバスに興味を持った人がいたとして、忘れた頃に捨て値でゲットできると思う。
Gymicraeは超オススメ。

Fourth Grade Nothing/Jack Frost

f:id:znzn_wound:20200201010120j:plain
テキサスはオースティンのメロディックパンクバンド、多分唯一の、そして解散記念?のシングル。
前がGomezというしょーもない経歴と、この後がPop Unknownという輝かしい未来のメンバーに挟まれながら、ここではGreendayとWalkerを足してGamefaceで割ったみたいな、青臭いメロディで聴かせる。
たった3曲、うち一曲はインスト。
ちょっとモサいサバーバンな感じながら、切な気なメロディと泣きのギターがいい仕事をしている。とくにB面の2曲。
サンクスリストにはBlueprintやBadger、Well Fed SmileなどB級たる面子が名を連ねる。
正直これ以上書くことはないけど、90年代後半のUSローカルメロディックパンクが好きなら絶対いける好盤。

Lil' Runt/Goodbye Burrito Bridge

f:id:znzn_wound:20200102024902j:plain

BlatzFleshiesEggplantがギターで所属した、ガールボーカルメロディックパンクバンド、2006年発唯一の音源。

MiamiAllergic To BullshitAmbition MissionそしてやっぱりThis Is My Fistラインの超正統派イーストベイスタイル。

ぶちぶちにクランチした録音に、Eggplantのギラついたギターと少年声のガールボーカルがよろしくやってる。

これといってハッとするような展開はないし、全体的にガタガタなんだけどそこが愛らしい感じ。

Left Off The Dialはこの後Black Rainbowのシングルを出して止まってるみたいだけど、00年代イーストベイど真ん中で、この辺の音が好きな人ならレーベル買いでも外さない好レーベル。

Fuel/Monuments To Excess

f:id:znzn_wound:20191224202026j:plain

イーストベイパンク定番中の定番、Fuelの唯一のアルバム。

最近CD版を手に入れて聴き直したらあまりにかっこいいので。

初めて聴いたのはもう10何年か前にEbullition盤を捨て値で入手した時。

その前からPinehead GunpowderMike Kirschボーカル曲が好きだったり、Spray Paintがカバーしてたり、自分にとっては何とも思い入れがある。

不穏なディスコードギターとメロディックなフレーズが行ったり来たり、バキバキブリブリのベース、硬質的なドラム、そしてやっぱりMike Kirschの雄叫び。

個人的には複雑な展開ながらじわりじわりとテンションを上げに来るCue To YouとNot Up For Saleが大好き。

シングルとsplitも持ってるけど、アルバムが流れも含めて最高。と改めて思った令和最初の年の瀬。



V.A/The Worlds In Shreds Vol.5

f:id:znzn_wound:20191219175555j:plain

shredder7インチコンピの多分最終作。

一般的にKPF収録がセールスポイントなんだろうけど、今回はこれに収録されているDryrotというメロディックハードコアバンドについて。

リッチモンドの3ピースバンドで単独7インチが2枚くらいと何枚かのオムニバスに参加してるっぽい。

ここで彼らはPush And Pullという曲を提供しているが、これが素晴らしいショボさ。

やけにモタモタしたドラムと、サビでの頑張るコーラス、そして単音ギターソロ。

Bad Religionを極限までショボくしたようなメロディックハードコア。

自分はこのコンピで知ってからFarmhouseのコンピを入手して聴いたが同じバンドか?と思うほどにパッとせず初めは何かの間違いだと思っていた。

最近ヤフオクで念願のシングルを入手、もう楽しみで仕方なかったけど針を落としたら泣いた。前述のFarmhouseコンピと同じような、ただただパッとしないダメロコア

懲りずにもう一枚のシングルを探すつもり。

結論、Dryrotが気になる人はこちらのコンピを聴いてみようって感じです。

Tugboat Annie/Superfriends

f:id:znzn_wound:20191213202401j:plain

ニューヨーク、バッファローEMO〜インディーロックバンドの95年作1st

出会いは初期Drive Thruのコンピにて。全くドライブ感のない地味なところに惹かれた。

Huske du由来の轟音ギターと、2nd辺りからのJawbreakerJets To Brazilまでをガッちゃんこした、全編地味なミッドテンポ。

何気にshredderのシングルコンピに2度入ってる強者。

ボーカルはヘロヘロだけど音の渦の中で存在感を出してる。

Jawbreaker〜Samiam影響下でのエモ 寄りの音(Two Line Fillerとか)が好きな人ならいけるはず。

Jets To Brazilが好きでたまらないというニッチ趣味な人なら尚相性良し。

これ以降は更に更にギターポップに振れていく感じ。

Vagrants/Gone

f:id:znzn_wound:20191213194105j:plain

FilthWynona Ridersのドラムが在籍した初期Lookoutのバンド。

Filthメンバーでこんなジャケットだとさぞかしゴリゴリと思わせるけど、内容は100%正統派イーストベイパンク。カセット以外だと多分唯一の単独音源、1990年作。

一曲目Open Bookのスリリングなイントロからのダミ声全開なとこ〜二曲目表題曲Goneはスピーディな展開で本当にかっこいい!

全編を覆うダークな雰囲気もいい感じ。

最後のAloneはちょっとだるいかな。

Crimpshrine〜初期FifteenUnfunが好きな人は絶対いけるはず。

ギラついたギターとごわんごわんするベースがちょっとDead Kennedysに似てる気がする。

この後メンバー全員持ち越しのPot Valiantに移行?するとJawbreaker3rdに倦怠感と浮遊感を持たせたシューゲーザー的独特なエモを披露、そちらはまたいつか。